昆布革命ブログ

昆布対談!柴田理恵さんと青江誠一郎先生!!

【 昆布革命 昆布の国の柴田 理恵さん! 】

 
まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水料理で日本の【味覚を初期化】しよう!
 
NHKラジオ番組で一度松尾貴史さんと柴田理恵さんと、ご一緒したことが有ります。どちらも昆布のことはとても詳しくてびっくりしました。
 
松尾さんは東京と大阪にカレーのお店を持っておられて、僕の以前はよく通いました。芸能界でも食通で有名な方です。
 
柴田さんは昆布王国・富山県のご出身で生まれた時より、昆布が周りにある状態だったそうです。ご自宅には昆布専門の棚があるそうですよ!
 
その柴田さんが新聞紙面で、大妻女子大学教授・青江誠一郎先生と対談されていました。青江先生とは面識がありますが詳しくお話を伺ったことはありません。
 
大変興味ふかいことを学者さんが発表されていますので、明日から続けてご報告しますね! 
 
予告編
昆布は腸内細菌のエサ!
昆布で過食防止!ダイエット?
余分な脂肪・糖を体外に!
「UMAMI」のトライアングル!

【 昆布革命 やはり美味!簡単!健康! 】

 
まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水料理で日本の【味覚を初期化】しよう!
 
大妻女子大学教授家政学部 食物学科教授・家政学部長
 農学博士 青江誠一郎先生と柴田理恵さんの対談から僕が重要と思うところだけ、抜粋しますね!
 
それにしてもいつも思うのですが、頭の良い偉い方の肩書は長くてたくさんありますね!僕なんかは単に「昆布おじさん」か「おい!昆布屋」ですが・・・
 
全国紙一面広告です!(すごいお金がかかるのだろうなぁ!羨ましいなぁ!)
 
大きく3つにブロックに分かれています!
健康的(健康)
美味しい(美味)
簡単!(簡単)
 
僕の昆布に対する思想と全く同じです。
美味・健康・簡単が僕の想いです!
今日は昆布の健康的なお話(新聞紙上より抜粋)
 
腸内細菌のエサになる水溶性食物繊維が豊富で腸内環境をしっかり整えてくれ、カリウムの働きで余分なナトリウムが排出され血圧抑制効果があります。
 
噛むことで満腹中枢も刺激され過食防止になります。
 
ねばねば成分のアルギン酸は食物繊維の一種で、余分な脂肪や糖を包み込んで体外に排出します。

   【 昆布革命 美味しいの秘密! 】
 
まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水料理で日本の【味覚を初期化】しよう!
 
昨日に続いて新聞紙面からの抜粋ですが、「美味しい」偏の青江先生のご意見と僕の思想とは少し違います。もちろん「美味しい」「美味」への感覚は、個人によって大きく変わると思いますから当然でしょうね!
 
本日は青江先生のご高説を抜粋しますね!
 
昆布出しには自然が作り出す‟旨味のトライアングル”があります。甘みを感じるマンニトール、旨味を感じるグルタミン、塩味を感じるカリウム。この3つの成分が黄金比率で含まれ独特のうま味になっています。
 
最近「UMAMI」のトライアングルがよく話題になりますが、塩味を感じるのがカリウムというのは初めて聞きました。
 
僕はカリウム以外の塩味とアスパラギン酸の影響が大きいのではないかと、考えています。(多分昆布屋の浅知恵でしょうね!) 

 【 昆布革命 昆布水いよいよ市民権! 】

 
まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水料理で日本の【味覚を初期化】しよう!
 
2012年に僕の会社が昆布水昆布「昆布革命」を、発表してから6年たちました。(実は僕はずっと8年だと思っていました。開発に手を付けてから8年でした。)
 
最初のころは色々と陰口も言われました。「水に浸けるだけで出しが出るなんて!」「和食以外にも昆布が使えるわけがない。」「1リットルに10g???これまでは1リットルに20gと言ってきたのに、使う量を減らす気か?」などなど
 
僕の会社の従業員さんたちをはじめ使っていただいている方々のおかげで、ついに昨年は(一社)日本昆布協会HPまでが昆布水を認めました。
 
昆布業界の王者「フジッコ」さんも昆布水を推奨してくださっています。
 
今回は北海道ぎょれんさんまで簡単便利な昆布水を大きく取り上げてくださいました。これからは出し昆布を1ミリに切ることの素晴らしさと昆布のブレンドの必要性を訴えていくつもりです!

おぼろ昆布ととろろ昆布!!

まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水・「umami」を責任を持って伝えます。

白爪昆布 「頭爪」と「尻爪」があります!

昆布を削る時に手で引っ張る部分は削れませんので、おやつ昆布として食べたり、特別にはフグ鍋(関西ではてっちり=鉄砲=たまに当たる)のお出し用に使われます。アクが出なくてとても上品なお出しです!

白板昆布(8寸)約30cm

白板昆布断面図(6寸)

霜地昆布の大きさで14cm~60㎝までの白板昆布を切り分けます。昆布職人さんとは別に切り分け専門のご婦人がおられます。

上方で使うお祝い昆布(6寸・8寸)

お正月のお餅のお飾りには上から橙(先祖代々)楪(譲りながら)干し柿(2・6・2になっていて、夫婦仲睦まじく)白板昆布(よろこんぶで)餅(丸く)裏白(表も裏の心しろく)と、必ず白板昆布が飾られます。

寿司常4代目当主の技

これが本来のバッテラ寿司の姿!!

2代目ご主人が大阪湾で大量に捕獲された「コノシロ(こはだ)」を酢締めにして発明したバッテラ寿司!コノシロの形がバテラ(小船の意味)に似ていたので名ずけられた。

北海道道南産「とろろ昆布」!!

天然真昆布と醸造酢だけで作った貴重なとろろ昆布ですよ!

「おぼろ昆布」は昆布職人さんが手作業で削りますが、とろろ昆布は60kgくらいの昆布をプレスして機械で削ります。僕の会社では原材料が昆布だけの商品も沢山ありますよ!!

昆布と天神祭!!

まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水・「umami」を責任を持って伝えます。

7月に入ると僕が昆布の商売をしている大阪・天満界隈は天神祭一色になります。大阪天満宮を中心にして発達してきた街ですから、年に一度だけ菅原道真公が氏地を陸と水上から視察される最大の催しです。

今年4月に名誉宮司になられ寺井種伯長老(神社庁の最高位が長老です。)

 

町中が「○○兄ちゃん」「○○姉ちゃん」(目上に尊敬を込めた7月だけの敬語)、そして年下の者には「霧香」「かなめ」という風に呼び捨てです。ただし沢山ある天神祭の講でのことです。天神祭は多くの「講」が協力しながら日本一立派なお祭りを作り上げています。(僕たち「天満の人間」には日本一と書かせてくださいね!)

天満宮には10社以上のお社があり、白米稲荷に奉納させていただいている提灯です。

白米稲荷の後ろ側に【西区・昆布商】と彫られた立派な石の台座に、あまり立派でない牛の像があります。

僕が子供のころには無くていつの間にありましたので、きっと台座と像は違う人が違う時期に奉納したのだと思います。小説「銀二貫」にあるように当時賑わっていた昆布問屋さんの何方かが奉納したものと思いますが記録は残っていませんし、この事柄を知っているのは「こんぶぶんこ」の段野さんと僕だけかもしれませんね!

日本一早い稚内産利尻昆布奉納  稚内漁業協同組合様より

20年近く前に昆布奉拝船にご招待して以来毎年その年の最高の稚内昆布を奉納してくださっています。本来は検査協会の検査を受けてからでないと昆布を出荷してはいけないのですが、天神祭だけは特別に便宜を図っていただいています。

獅子舞がお祓いに来てくれます。

会社の中まで入り込んで踊ってくれてお祓いをしてくれます!

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昆布の都市伝説の真偽!!

まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水・「umami」責任を持って伝えます。

和食がユネスコの世界文化遺産に登録されたころより、「昆布出し」の取り方についていろいろな都市伝説がうわさされました。僕は昔より昆布出しを取るという風に書いていますが、若い方たちの中には和食の職人さん業界用語「出しを引く」というのが正しく、出しを取るは間違いといわれる方がマニヤの方で居られますが、「出し」は乾物の戻し汁が始まりですから僕たち消費者は「出しを取る」と、言う方が自然ですね!

明治時代の昆布出しのとりかたは復元しました。

3リットルのお水に天然真昆布の表面を固く絞った布巾で軽く拭き50~60gを前の晩から入れて、あくる日に60~70度くらいの温度を保って約40~60分間沸騰をさせないようにして煮ます。

ほとんど二日かかりで昆布出しを取り、昆布を取り出してから沸騰させて盃一杯の水を差し、水の表面が落ち着いたところに上等の花かつおを60~90g入れ火を止めます。カツオが濁りますので決して絞らないで濾してください。

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昆布出しを取る時に表面を拭く理由!!

まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水・「umami」責任を持って伝えます。

1985年に当時の辻料理師学園創立者の辻勲先生が監修された「昆布料理帳」という本がある。僕も少しだけお手伝いをした覚えがありますがどんなことをしたか覚えていません。

昆布料理の表紙にすればとても色使いが斬新で、当時よりヘルシーライフを意識されていました。

多分僕は数冊持っていましたが、今手元にある最後の一冊です。

辻先生ほど和洋中の料理に詳しく熱心なかたはおられないのではないでしょうか!僕が勝手に料理の師匠と思っている為後喜光先生は辻勲先生の運転手もされていたそうです。僕も辻学園に通っているときに何度か辻勲先生をお見受けしましたが恐れ多くて一度も直接お話したことはありません。

それほど素晴らしい先生が監修された昆布の本にもやはり出しの取り方は次のように書いてあります。

僕たち昆布屋の全国組織(一社)日本昆布協会 こんぶネットにも同じような記事があります。

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