まいど!昆布水生みの親・昆布おじさん喜多條です。
昆布水・「umami」を責任を持って伝えます。
日本三大祭ってご存知ですか?祇園祭・天神祭・神田祭がそのように謂われていますが、僕の会社は天神祭が執り行われる大阪天満宮から3分のところにあります。僕自身が小さい時にはまだよそ者の感じで直接天神祭に関わることはありませんでした。
見事な獅子頭
夜空をにぎわす花火
蜆の貝殻で藤棚に見立てた天神祭名物「作りもの」
昆布と大阪天満宮・天神祭についてはいろいろと関係があります。境内には13社のお社が祀ってあり「白米稲荷」というお稲荷様もあります。その後ろ側には「西区・昆布商」寄贈の天神様のシンボル牛の石像があります。
「西区・昆布商」寄贈の石像
天神祭は7月24日が宵宮(よみや)で獅子舞が各家庭や会社をお払いにまわります。娘の霧香と孫の京(かなめ)さんも朝からクタクタになるまで踊り続けています。
獅子舞のお祓い
会社の前には幔幕(まんまく)をお正月と天神祭の日だけ張ります。この幔幕は僕が子供の時には由緒あるご家庭や会社には張っておられて、僕の会社のように戦後の会社では張っていなくて憧れでした。10年ほど前にやっと染物屋さんに別注で注文して作ってもらいました。
喜多條家と大阪昆布の幔幕
天神祭両日は僕も着物です。
天神祭にかならず食べる食材があります。鱧・貝割れ菜そして木耳入り白天です。大阪ではさつま揚げのことを「天ぷら」と呼びますが、白いさつま揚げは日本中で大阪だけといわれています。今では木耳を使っていますが、元々は出しを取った後の昆布を(名残り昆布)を使っていたそうです。
天満の居酒屋さんでは鱧・貝割れ菜・白天はかならずあります。
もちろん「船渡御」の船の中で食べるお弁当にも三種類の食材は使われています。写真は去年の「日本料理 湯木」さんの力作です。今年はどのようなお弁当を作られるか楽しみです!
流石は湯木一族のお料理です!
ただ例年の違うのは異常な高温です。恥ずかしい話ですが実は先週に「熱中症」前段階になりました。僕は汗臭くなるのが嫌で朝に飲む昆布水以外にはあまり水分補給をしていませんでした。どうやらそれが原因だったようです。家内が作っている「梅シロップ」を昆布水で割った物をタップリと飲んだおかげで全く後遺症もなく元気に働いています。
塩分を摂ることも大切だそうで「汐吹昆布」を昆布茶にして一日3回ほど食べています。「汐吹昆布」と「昆布水」は熱中症予防には絶対効果がありますよ!
極上の汐吹昆布!
天神祭が行われるこの時期は北海道では昆布採取の一番大切な時期です。天然利尻昆布の王者「稚内昆布」生産組合さんを天神祭にご招待したことがあります。その時のご縁で今でも毎年天神祭に間に合うように最高の天然利尻昆布を奉納してくださいます。
利尻昆布の王者「天然・稚内昆布」
ドバイの超一流和食店の掛け軸